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毛織物の尾州産地から紳士服地オリジナルテキスタイルデザインの提案
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シャドーストライプ(SZ交織)

シャドーストライプ(影縞、Shadowstripes)

 糸が自然に持つ光沢の差を生かしたストライプ。一般にS撚りの双糸は下撚りのZを撚り戻すことになるため糸が膨らみ、甘撚りとなります(光沢がある)。一方、Z撚りの双糸は下撚りのZをさらにZ方向に撚り増すことになり、強撚となります。強撚糸は撚り線の角度が鈍角になるため沢山入り、糸自身に影が入るため艶消しとなる。この特性を生かし経糸にZ撚り部分12本、S撚り部分12本といった具合に並べることで、光沢差のあるストライプを表現できます。
 しかし撚りの差とは即ち収縮差でもありZ撚り(逆撚り)の部分が収縮しやすい。アイロンの蒸気や、雨などに濡れることで部分的に収縮し、S撚り部分が緩むことで波打つ現象がみられる(バブリング)。これを防ぐために光沢差は少なくなるがS撚りを追撚したり、織物で撥水加工を施すなどの対策が必要となる。

 最近ではこれらの心配がまったく無いシャドーストライプを実現するために、単糸(ソロスパン)を使うことが多い。弊社でも光沢差ではなく、撚り方向の差(光の屈折の違い)だけでシャドーストライプを実現しています。単糸でS撚り、Z撚り共に撚り回数が同じためバブリングの心配がなく。単糸ならではの平滑感から織物全体に光沢がある。サテン(Satin)組織と組み合わせることで、さらにこの特性を生かすことが出来る。
 しかしソロスパンとは言え製織上、単糸ならではの注意点がある。織物としての強度は申し分ないものの、双糸と比べると弱く経糸切れが生じる場合がある。偏ったヘルド通しを行うと顕著で、複雑な組織を使用した場合は必然的に綜絖が多くなる。また高速織機を用いた場合でもスピードは上がらず、納期は余分に見ておく必要がある。

ベネシャン組織(5枚朱子)

経糸 ■印 L/45(撚 S900回 18.5μ)
×印 L/45(撚 Z900回 18.5μ)
○印 2/120シルク
▲印 2/120シルク
緯糸 ●印 1/40(撚 S1000回 21.5μ)
    1/40(撚 Z1000回 21.5μ)

毛 98% 絹 2%
268g/m

シャドーストライプ柄イメージ

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