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毛織物の尾州産地から紳士服地オリジナルテキスタイルデザインの提案
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絹(シルク)

 絹はカイコガ(Bombyx mori)の幼虫である蚕(かいこ)のつくる繭(まゆ)から得られる繊維で、天然繊維としては唯一のフィラメントである。
 かつて日本は世界一の絹の生産国だったが、現在の主な産出国は中国で、インド、ウズベキスタン、タイ、ブラジル、と続く。全世界の生産量で見ると、綿の1/300、毛の1/30に過ぎず、高級品向けの繊維原料である。

 繊度は平均3d、長さは1,300〜1,500m程度が普通。繊度が平均となっているのは、繭の外層部は太く、内側にいくとどんどん細くなっていく。
 生糸(きいと)を取り出す工程を製糸といい、5〜6個の繭を温湯の中で繭糸の接着をゆるめながらまとめて一本のフィラメントとする。これを14中(なか)の生糸(平均14デニール)と言う。7〜8個の繭から製糸するものを21中(なか)、9〜10個の繭から製糸するものを28中(なか)と言う。

シルク断面

 繭糸は2本の繊維(フィブロイン)が外側のニカワ質(セリシン)で覆われる形で一本になっている。この外側のセリシンを溶解して取り除き(精錬)、絹独特のドレープ性を出す。絹は、最も細い繊維の一つで断面の形状が丸みを帯びた三角形で、独特な光沢を持つ優雅な繊維であることから、繊維の女王と呼ばれている。
 羊毛よりも強度があり、弾性も羊毛ほどではないものの大きい。吸湿性は比較的大きく、水分の放出性も良い。

 用途は手触りが柔らかくドレープ性が豊かという特性から、高級な装飾に用いられる。高級和服、ネクタイ、スカーフ、下着、ドレス、裏地など。

 玉繭(2匹の蚕が一つの繭をつくってしまった繭)や、くず繭を精錬して綿状に広げた物を真綿といい、適度な太さに引き出し紬糸とする。手紬から作られる織物には結城紬や上田紬がある。

 その他、絹(シルク)に関する詳しい情報は
ALIC-農畜産業振興機構 > シルク情報 > シルクの知識 > 絹の種類
が非常にわかりやすくまとめてあります。

比重・・・・・・・・・・・・・・1.25(軽い)
引張り強さ・・・・・・・・・普通、湿潤時低下
吸湿性・・・・・・・・・・・・良い
耐酸性・・・・・・・・・・・・良い
耐アルカリ性・・・・・・・弱い
染色性・・・・・・・・・・・・直接、酸性、塩基性、媒染


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